住宅ローンは今、ある意味マイナス金利。

(この記事は2020年5月現在のもので、住宅ローン減税は今後、変更される可能性があります!最新のものは 国土交通省のこのページをご確認ください)

「マイナス金利」

「マイナス金利」という言葉を最近よく耳にするようになったかと思います。わかりやすく言うと、

お金を預けているとお金が減って、お金を借りているとお金が増える。

ということです。通常はその逆ですよね。お金を預けていると利息がつくのでお金が増えて、借りていると金利分多く返さなければならなくなりません。

ええ。確かに住宅ローンに金利はかかりますよ。ローンですからね。

しかし!

現在の「金利」と「あの制度」をうまく利用すれば、

住宅ローンを利用していた方がお金が増える。

ということにもなるのです。

そんな夢のようなことがあるのか……? 

いきます。 まず、その制度とは

「住宅ローン控除」

です。毎年40万円(条件によっては50万円!)を上限に、住宅ローン残高の1%分が所得税(その後に引ききれなかった分は住民税の一部)から差し引かれます。(借入後13年間。住民税の控除は13.5万円が上限。)

たとえば、

住宅ローンの年末時点の残高が3,000万円でしたら、

3,000万円 ×1%=30万円の税金が本来納めるべき税金から差し引かれるのです。

(わかりやすくするために、ここでは「税金が戻る」という書き方にしますね)

対して、住宅ローンでかかる金利は・・・

仮に、3,000万円の住宅ローンを0.8%、30年で組んでいたとします。

1年間(最初の)でかかるローン利息は約23万円です。

ローンでかかる利息が23万円、戻ってくる税金が30万円

ですので、ある意味、マイナス金利と言い換えることもできますね。つまり、ざっくりとした言い方にはなりますが、

「1%以下で住宅ローンを組めるなら、ローンで支払う利息よりも、戻ってくる税金の方が大きい。」ということなのです。

ですので、お客さんには、「できるだけ頭金は出さないでください。」「繰上げ返済もやらない方が圧倒的に有利」とお伝えしています。この金利下でしたら。

なぜなら、

①上記のように、税金の戻りの方が大きいから。
②ほとんどの場合、返済中に「死亡」や「重大疾病」にかかった場合は返済免除になるから。

③ローンの金利より高いところにお金を置いておけば、圧倒的にそちらの方が増えるから。

です。

③について少し詳しく書きますと、たとえば繰上返済しようと思っていたお金(仮に300万円とします)を返済には充てずに
・10年
・5%複利 
で置いておくと、

188万円増えます。

その額(300万円)をローンで0.8%10年借りていた場合、

かかる利息は12万円だけです。

この金利下では、ローンを使わない方が勿体無いですよね〜。


他にも、上記②により、

大幅に生命保険を節約できることや、

インフレでローンの実質の額(借金の価値)は減っていくこと

など、ネタは盛りだくさんですが、今回はここまでです。

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