またまたオーバーな。と思われるかもしれませんが、こういうことです。
「付加年金」
って、ご存知でしょうか。
「付加年金」とは、国民年金第1号被保険者(おもに自営業・農業・アルバイトの方)が、国民年金保険料(令和2年度は月額一律16,540円)に
「400円上乗せして納める年金」のことです。
毎月400円上乗せするだけで、将来は一体いくらもらえるの? というところですが、ひとことで言うと
「60歳までに納めた総額の半額」が毎年もらえ続ける。
です。
つまり、2年間で納めた分の全額がもらえます。あとは長生きした分だけ貰い放題!です。
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計算例を書きますね。
●20歳の方が60歳までの40年間納付した場合
400円 × 12ヶ月 × 40年 =192,000円(納付総額)
⇒65歳から85歳までの20年間受給すると、
(192,000円 ÷ 2) × 20年 =1,920,000円(ちょうど10倍)
●30歳の方が60歳までの30年間納付した場合
400円 × 12ヶ月 × 30年 =144,000円(納付総額)
⇒65歳から85歳までの20年間受給すると、
(144,000円 ÷ 2) × 20年 =1,440,000円(ちょうど10倍)
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ほら! 10倍でしょ?
もちろん全額所得控除ですので、支払う400円も、所得税10% + 住民税10% = 合計20%オフの320円と考えると、もう少し倍率は上がりますね。 ※あなたの所得によって税率は異なります。
「たった400円」ですので、これは始めやすいのではないかと思います。
◆お申し込みは・・・
お住いの市区役所および町村役場の窓口まで。とっても丁寧に教えてくれると思いますよ。
利用できる方は
・国民年金第1号被保険者
・国民年金基金に加入
・国民年金保険料の免除や猶予を受けていない人
などの条件がありますので、詳しくは日本年金機構のページを調べてみてくださいね。