冬が間近に迫っています。僕の周りの多くの方がそうであるように、雪国の方はこの時期、シーズン前の希望と憂鬱の間を彷徨っていることでしょう笑。やることは盛り沢山ですから。そこで今回は「Time is money」時間をより効率的に使う方法について、1冊の本から少し抜粋してみたいと思います。この時期に限った話ではなく、僕らが時間を効率的に使いたい最大の理由…それは、無駄な時間(そんなものはないのですが)を楽しむためではないかと思っています。すべては心豊かな時間のためにね。
ということで、精神科医、樺沢紫苑さんの「神・時間術」より、「あなたの24時間を科学的に2倍にする!」「脳のパフォーマンスを最大限まで引き出す」ための方法をいくつかご紹介したいと思います。非常に良い本でしたので、もう少し詳しく知りたい方はぜひ購入してみてくださいね。
①脳のゴールデンタイムを活用して、時間効率4倍
脳のゴールデンタイムを知っていますか?それは起床後2〜3時間だそうです。起きてから2〜3時間後は、脳が疲れておらず、さらに脳内が非常に整理された状態にあるため、脳のパフォーマンスが1日で最も高いそうです。この時間に集中力を要するものを持ってくることによって、スピード2倍・クオリティ2倍。朝の1時間は、夜の1時間の4倍の価値があるそうです。夜は諦めてさっさと飲み始めましょう。
②60分ほどの有酸素運動で脳をリセット
もう一つ、脳のゴールデンタイムをを作り出す裏技が「運動」だそうです。集中力が下がってきたと感じたら、60分ほどの運動をします。サラリーマンの方など、それが難しい方は、5分程度のスクワットや、階段の上り下りでも十分に効果があるようです。脳を起床後と同じぐらいに回復出来ます。ただし、運動のしすぎには要注意。グッタリとしてしまい、かえって逆効果になることも。
③気になることは全て書き出す
「雑念」は、あなたの思っている以上に、脳のメモリを無駄遣いしてします。「そういえば、今日中に出さなきゃいけない書類があった」とか「今日はラーメンでも食べようかな」など、未完了課題が浮かんだだけで、脳のパフォーマンスは一気に下がってしまうようです。ですので、そんな時は「未完」を決める。紙に書き出して、いったん思考の外に置きます。
④外食ランチ
「日光を浴びる」「少し歩く」「場所を変える」ことは、集中力をリセットするために効果絶大。出来るだけ新しいお店で、いつもと違ったメニューを選ぶことで、ひらめき力もアップするそうです。
⑤30分の仮眠をとる
仮眠は、最強の脳のリセット効果があるそうです。NASAの研究によると、26分の仮眠によって、仕事効率が34%、注意力は54%アップすることがわかったそうです。病気のリスクも激減。これは僕も多用しております。ただし、仮眠も長すぎると逆効果。これもよくやらかします笑。最適な仮眠時間は20分〜30分だそうです。
⑥「ラストスパート」を利用する
なぜ、夏休みの宿題は1日でできるのか、そういうことなのです。集中力が最も高くなる時間帯の一つとして「終了間際」があります。これを利用するのです。あえて「これは何日までにやります」と宣言したり、「この仕事はラスト1時間でやる」と決めるなど、意図的に制限時間を設けることで、脳のパフォーマンスを高めることができるようです。
⑦自由時間に仕事はしない
例えば、時間術を駆使して1時間の自由時間が出来たとします。すると、 多くの人はその1時間を仕事に振り向けたいそうです。さらに、時間術でもう1時間が生まれました。そして、その1時間をまたまた仕事に振り向けます。結果的に、1日のほとんどの時間を仕事に振り向けるようになります。 それでも、もし仕事で成果を出して、収入がアップするのなら良いのですが、残念ながらそうはならないようです。 緩急をつけた生活をしていないと、必ず病気にもなります。「自由時間」を「仕事」に 振り向けると、際限なく仕事時間が増えていきます。あなたが、「もっと仕事をしたい」「仕事で結果を出したい」「もっと収入を増やしたい」と思うなら仕事の効率を上げてください。とのことです。
個人的には特に①と②を重視したいな〜と思います。他にも興味深い内容ばかりですが、今回はこのあたりで。さて昼寝しよっと。