もしかして、借り換えなんて考えていませんよね?

すでに住宅ローンを組んでいる方でしたら、金利の低い銀行に「借り換え」を検討したことがあるかもしれません。元銀行員の私からアドバイスさせていただくと、

借り換え」はすべきではありません。

 借り換えでメリットが出るケースの目安として、

  • 残高1,000万円以上
  • 残債期間10年以上
  • 金利差1%以上

 この全てに該当した場合は、借り換えを検討すべきと言われています。確かに、この条件に当てはまっているときは月々の返済額は減り、総返済額も少なくなります。

 しかし、借り換えをするためには、抵当権の抹消・設定費用や、事務手数料、保証料などの「諸費用」がかかります。もちろん、上記の3つの条件は、この諸費用を踏まえた上でもメリットが出るという目安です。ですので、

「諸費用」がかからずに金利を下げれば、もっとメリットが出るということです。

では、どうすれば良いのか?・・・答えは簡単です。

今、借りている銀行に、金利の引き下げを交渉する。

これが正解です。銀行も営利目的の組織ですので、当然、貸出金利は高く取りたいのです。しかし、金利が高いために他行へ借り換えされてしまっては、それ以降の利息はゼロになってしまいますので、基本的には顧客からの金利引き下げ交渉に応じます。もちろん、借り換えを検討している他行の金利まで下げることは難しいかと思いますが、借り換えしてもメリットが出ない水準までは引き下げの交渉に応じてくれるでしょう。それでも金利を下げてくれないというようでしたら、そのまま借り換えてしまいましょう。

今借りている銀行に金利の引き下げを交渉するにあたって、他行の試算表などがあると話が早いです。

他行の融資担当の方に試算してもらうのも良いのですが、その後、面倒になる場合もありますので、こういった時にもネット銀行は便利です。ただし、ネット銀行を使って自分でシミュレーションを出した場合は、その後の「仮審査」まで進めてしまいましょう。「借り換えしようとしている」という意思もより伝わりますので、銀行側も早く動いてくれるでしょう。


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